駐車場の「あく」対策 [完成後]
昨日アップしたかった記事なのですが、2日間に亘るso-netブログのメンテナンスで叶いませんでした。
おまけにメンテナンス後、
ブログのURLが変わっている !Σ( ̄□ ̄;)
勝手に変えないで欲しいんですけど・・・ おかげでいろいろなサイトに登録しているURLを修正するのが大変です。
リンクやお気に入り、RSSを設定してくださっている皆様、お手数ですがURLを下記にご変更頂き、RSSも設定し直して頂ければ幸いです。
http://kappasan.blog.so-net.ne.jp/
(当面はいままでのURLでもこのページにアクセスはできるようです・・・)
前回・前々回の記事で、外構のコンクリートのあくが気になること、階段部分の施工が打合せと異なることを記しました。
そのことについて、Beハウス・エクステリアの社長さんと打合せの機会を持ちました。
今回土間コンに発生したしみはエフロレッセンスと呼ばれ、コンクリートが濡れると可溶成分が溶け出し、水分が蒸発する過程で空気中の二酸化炭素と反応して、白色の炭酸カルシウムが析出するものです(今回調べて初めて知りました)。コンクリート表面の可溶成分は乾燥に伴って減少するので、特に打設後に濡らさないことが重要となります。
社長さんの説明によると、コンクリート打設後はシートを掛けて濡れないように養生したのですが、たまたま降った雪によってシートに荷重が掛かり、生じた隙間から水がコンクリートにしたたり、しみが生じてしまったとのことでした。
コンクリートの強度的には、エフロレッセンスが発生しても、それがひび割れ等に起因していない限り問題はないのですが、自然に落ちるものではないので見た目が悪く、マンションなどでも問題となっているようです。
強度的に問題がないのであれば、ブラシなどで落としてもらえらばいいかなとも思ったのですが、酸で溶かすなどしないと簡単には落とせないようです。アルカリ性のコンクリートを酸に浸すことは中性化を促進し、コンクリートの寿命を縮めますので、できれば避けたいところ・・・
そこで社長さんの提案。
かっぱ亭では24N/mm2のコンクリートを使っており(通常は18N/mm2程度)、強度は出ているので、階段部分も含めて表面に吹き付け加工を施したいというものでした。製品名はデックコートステンシルといい、既存のコンクリートに模様を付けて着色するものです(かっぱ亭の場合は補修が目的なので、ステンシル(型紙)を使った模様は付きませんが)。
かっぱとしても、この提案なら打設されたコンクリートは無駄にならないし、階段部分のコンクリートをはつる必要もなく、強度的な不安も解消されるので、異論はありませんでした。
ここで記しておきたいのは社長さんの対応の素早さ。
現場が打合せと違ったり、出来映えが気に入らなかったりした場合、施工者に指摘することになりますが、これって施主にとってはもの凄いエネルギーを要することなのです。
図面と現場が異なっている場合はまだしも、今回のように打合せ内容が図面に反映されていなかったり、機能的には問題がなく見た目だけの問題である場合、どこまで修正を求められるのか。
「いろいろ注文を付けると、うるさい客だと思われたりしないだろうか。」
「自分たちが思っている不具合は、建築業界では許容範囲内なのか? そう言われたらどうしようか。」
などなど、不安になりいろいろ考えを巡らせてしまいます。
時にはメール一つ送るだけで20分も30分も考えたり・・・
メールは電話や面談に比べて表現が過激になったり、微妙なニュアンスが伝えられなかったりするので気を遣います。
その意味で、こちらが「土間コンクリートを綺麗にしておいてください」とメールした後、すぐに打合せの機会を持ち、原因を説明し、対処方針を示してくれたことは、とても嬉しく思いました。
因みに吹き付け材の色は9色から選べます。
打合せ現場でかっぱが選んだ色(カメオ)は、カミさんあっさり却下。 ( ̄_ ̄|||)
補修工事ですから余りとやかく言える立場ではないのですが、社長さんに無理を言ってカタログをお借りし、選び直させてもらうことに・・・
しかし、決め手がありません。
かっぱ亭は家本体に暖かみのある色が使われているので、外構は無機的な感じに仕上げてもらっています。
そこに外壁と同じような明るいベージュ(カメオ)が加わると、かなり煩わしくなります。
できれば白に近い明るいグレー(正に乾いたコンクリートの色)が良いのですが、カタログを見るとグレー(セイブル)は少し暗めで、重たい感じ。
カメオの次に濃い色(デザートサンド)は、施工例を見るとかなり色が濃く、レンガとかぶってしまいそうです。
ベージュ系であれば、外壁より少しだけ濃い目が良いのですが、そのような微妙な色はありません。
迷いに迷った末、吹き付けによるテクスチャーによって色が若干濃い目に出ることを期待して、最初に選んだカメオのままでお願いすることにしました。
社長さん、お手数をお掛けしてスミマセンでした。
最後までお読み頂きありがとうございました.クリックを頂けましたら更新の励みになります
前のページへ | 次のページへ
おまけにメンテナンス後、
ブログのURLが変わっている !Σ( ̄□ ̄;)
勝手に変えないで欲しいんですけど・・・ おかげでいろいろなサイトに登録しているURLを修正するのが大変です。
リンクやお気に入り、RSSを設定してくださっている皆様、お手数ですがURLを下記にご変更頂き、RSSも設定し直して頂ければ幸いです。
http://kappasan.blog.so-net.ne.jp/
(当面はいままでのURLでもこのページにアクセスはできるようです・・・)
前回・前々回の記事で、外構のコンクリートのあくが気になること、階段部分の施工が打合せと異なることを記しました。
そのことについて、Beハウス・エクステリアの社長さんと打合せの機会を持ちました。
今回土間コンに発生したしみはエフロレッセンスと呼ばれ、コンクリートが濡れると可溶成分が溶け出し、水分が蒸発する過程で空気中の二酸化炭素と反応して、白色の炭酸カルシウムが析出するものです(今回調べて初めて知りました)。コンクリート表面の可溶成分は乾燥に伴って減少するので、特に打設後に濡らさないことが重要となります。
社長さんの説明によると、コンクリート打設後はシートを掛けて濡れないように養生したのですが、たまたま降った雪によってシートに荷重が掛かり、生じた隙間から水がコンクリートにしたたり、しみが生じてしまったとのことでした。
コンクリートの強度的には、エフロレッセンスが発生しても、それがひび割れ等に起因していない限り問題はないのですが、自然に落ちるものではないので見た目が悪く、マンションなどでも問題となっているようです。
強度的に問題がないのであれば、ブラシなどで落としてもらえらばいいかなとも思ったのですが、酸で溶かすなどしないと簡単には落とせないようです。アルカリ性のコンクリートを酸に浸すことは中性化を促進し、コンクリートの寿命を縮めますので、できれば避けたいところ・・・
そこで社長さんの提案。
かっぱ亭では24N/mm2のコンクリートを使っており(通常は18N/mm2程度)、強度は出ているので、階段部分も含めて表面に吹き付け加工を施したいというものでした。製品名はデックコートステンシルといい、既存のコンクリートに模様を付けて着色するものです(かっぱ亭の場合は補修が目的なので、ステンシル(型紙)を使った模様は付きませんが)。
かっぱとしても、この提案なら打設されたコンクリートは無駄にならないし、階段部分のコンクリートをはつる必要もなく、強度的な不安も解消されるので、異論はありませんでした。
ここで記しておきたいのは社長さんの対応の素早さ。
現場が打合せと違ったり、出来映えが気に入らなかったりした場合、施工者に指摘することになりますが、これって施主にとってはもの凄いエネルギーを要することなのです。
図面と現場が異なっている場合はまだしも、今回のように打合せ内容が図面に反映されていなかったり、機能的には問題がなく見た目だけの問題である場合、どこまで修正を求められるのか。
「いろいろ注文を付けると、うるさい客だと思われたりしないだろうか。」
「自分たちが思っている不具合は、建築業界では許容範囲内なのか? そう言われたらどうしようか。」
などなど、不安になりいろいろ考えを巡らせてしまいます。
時にはメール一つ送るだけで20分も30分も考えたり・・・
メールは電話や面談に比べて表現が過激になったり、微妙なニュアンスが伝えられなかったりするので気を遣います。
その意味で、こちらが「土間コンクリートを綺麗にしておいてください」とメールした後、すぐに打合せの機会を持ち、原因を説明し、対処方針を示してくれたことは、とても嬉しく思いました。
因みに吹き付け材の色は9色から選べます。
打合せ現場でかっぱが選んだ色(カメオ)は、カミさんあっさり却下。 ( ̄_ ̄|||)
補修工事ですから余りとやかく言える立場ではないのですが、社長さんに無理を言ってカタログをお借りし、選び直させてもらうことに・・・
しかし、決め手がありません。
かっぱ亭は家本体に暖かみのある色が使われているので、外構は無機的な感じに仕上げてもらっています。
そこに外壁と同じような明るいベージュ(カメオ)が加わると、かなり煩わしくなります。
できれば白に近い明るいグレー(正に乾いたコンクリートの色)が良いのですが、カタログを見るとグレー(セイブル)は少し暗めで、重たい感じ。
カメオの次に濃い色(デザートサンド)は、施工例を見るとかなり色が濃く、レンガとかぶってしまいそうです。
ベージュ系であれば、外壁より少しだけ濃い目が良いのですが、そのような微妙な色はありません。
迷いに迷った末、吹き付けによるテクスチャーによって色が若干濃い目に出ることを期待して、最初に選んだカメオのままでお願いすることにしました。
社長さん、お手数をお掛けしてスミマセンでした。
最後までお読み頂きありがとうございました.クリックを頂けましたら更新の励みになります
前のページへ | 次のページへ
2008-02-28 12:30
nice!(2)
コメント(9)
トラックバック(1)
ストレートグリーンに1py・・・冗談デス。
こういうとき、工務店の素早い対応は嬉しいですね。
今年ほど雪が降ることは想定外なのでしょうが、ちゃんと対応してくれないんじゃ不満爆発ですからね。
クレーム?って本当に言い難いですね。
特に工務店との関係がうまくいっていればいるほど・・・。
考えて考えて、やっと伝えたら・・・はい、これで正解ですよ・・とか言われたら・・・ああ・・・胃が痛い・・・想像しただけなのに・・・
ってか、この画像認証キッツイっすねw
by さと (2008-02-28 15:56)
こんばんは。メンテナンス大変でしたね。URLが変わるとは…。外構のコンクリートは、自然と消えるものではなかったのですね。かっぱさんの所の仕上がりは楽しみですけど、ぷよ家のように部分的にまだらの濃淡がある場合とか黒っぽいシミとかにも対応して頂けるのでしょうかね。実は向かいの家の方もBeエクステリアなんですが、黒いまだらを気になされていたんです。エクステリアの方もいい人ばかりなので注文つけづらいような、なんとかきれいになってほしいような複雑です…
by ぷよぱぱ (2008-02-28 23:26)
仰るように、対応が素晴らしいですね。
わたしもはメーカーなのですが、見習わねばならないと感じ入りました!
by たいせい (2008-02-29 10:44)
冬場のコンクリートはなかなか手強いようですね。
我が家もBeハウスエクステリアで同時期にコンクリを打ち始めたのですが・・・・。我が家の場合は固まる前に凍ってしまいまして・・。
本日、2度目の打設が終わりました。今日は暖かいので安心です。
by トーゴ (2008-02-29 17:06)
さとさん、
エクステリア部門は別会社となっており、外構工事だけで会社を維持していかなくてはなりません。かっぱ亭の場合ぎりぎりの予算で必要なものだけを作ってもらっていますので、大きな手直しがでると利益が出ない可能性もあります。そのような中で、吹き付けを即断してくれた社長の姿勢は評価できると思います。
色合いについては、ちょっと濃い目の色で遊んでみてもいいかな・・・と思ったりもしましたが、センスのないかっぱが口を出すと迷走しそうなので、カミさん(デザイン系)に一任しました。
画像認証・・・
心の目を開けば見えてきます!
多分ね
by kappa (2008-03-01 01:18)
ぷよぱぱさん、
黒っぽいシミですか。
うちと感じが違うようですね。
エクステリアの社長さんは、色が濃いのは打設して間もないからで、段々白くなってくるとは言っていましたが・・・
トーゴさんのコメントにもある通り、あちこちで雪や低温の影響がでているようです。
エクステリアの社長さんも問題を認識していますので、何らかの提案があると思います。
by kappa (2008-03-01 01:19)
たいせいさん、
施主としてはせっかく打ったコンクリートを、部分的にはつったりするのは耐久性が心配で気が進みませんでしたので、前向きな対応策を示して頂いて、心が軽くなった気分でした。
by kappa (2008-03-01 01:22)
トーゴさん、
エクステリアの社長さんから、同じ日に打った現場で、コンクリートを撤去した所もあると聞いておりました。
やり直しか補修か、どちらにしてもBeハウス・エクステリアさんはしっかり対応してくださっている様で、有り難いです。
by kappa (2008-03-01 01:23)
沒有醫生的處方
where do you buy cialis http://cialisvipsale.com/ Cialis generico
by Tadalafil generic (2018-04-14 10:57)