Softbank 新スーパーボーナス一括 [携帯電話]
今日は携帯電話について。
ウチでは外出先からの連絡用にしか携帯を使いません。そこでなるべく月々の維持費が安いプランということで、プリペイドを使っていました。チャージを使い切ると新しいカードを買うのですが、ネット情報によるとSoftbankの新スーパーボーナス一括払いがおトクであるとのこと。そこで、カードを購入する前に調べてみました。
新スーパーボーナスとは、新規に端末を購入するプランの一つで、契約3ヶ月目以降の２年間、月々の利用料金から一定額が割引になるというものです。端末の代金は割賦（ローン）となり、例えば頭金なし、24回の分割払いとなります。これが店頭で表示されている0円の意味で、端末代金を毎月払わなければなりません（契約を途中で解除してもローンは残ります）。これに毎月の基本料金や通話料が上乗せされると、月々の支払負担が大きくなってしまうので、基本料金や通話料の一定額を割り引きましょうというのが、プランの主旨です。月々の割引は端末代金には適用されません。また、基本料金＋通話料が割引額を下回った月でも割引は翌月持ち越しにはなりません。Softbankとしては、端末を定価で買ってもらうことで利益を確保し、ローンが残っている間は他のキャリアに転出し難いという考えなのでしょう。
毎月の割引額は購入する機種によって定められており、現行の機種なら980円～2,200円で、高額な機種ほど高くなります。例えば980円であれば、ホワイトプランの基本料金980円と相殺され、オプションを契約しなければ支払額はユニバーサルサービス料の6円＋通話料金となります。
これだけであれば、高価な端末を買ってまで乗り換える必要性は薄いのですが、ショップでは比較的古い機種の端末代金を割安に設定し、一括払いで売り出す場合があります。これが新スーパーボーナスが一括払いで、ショップとしては在庫処分に加えて、契約数に応じてSoftbankから支払われる報奨金が得られることで、端末代金の赤字を補っているようです。
この端末代金、時には0円に設定されることもあります。俗に言うスパボ一括0円で、昨年から今年にかけて話題になりました。また0円とまではいかなくても、端末代金が9,800円程度なら、今でも結構売り出されているようです。
そこで端末代金以外で、通話とメールに必要な維持費用を調べてみました。
ここでは端末の特別割引額を一般的な1,280円とします。スーパーボーナス一括払いの安売りでは大抵フルオプション加入が条件となりますので、これらの料金を最初の月のみ加算しています。
表より、端末代金以外にかかる費用は2年間で約8,000円であることが分かります。
また、Softbankの株主優待券には新規スーパーボーナス加入で10,000円の商品券プレゼントが付いています（株主優待券はオークション等で1,500円前後で入手できます）。
これを利用し、0円のスパボ一括端末を購入すれば通話料金は別途必要ですが、
2年間通話可能な電話機を自己負担なしで入手できます。
Softbankでは株主優待券以外にも、既契約者の家族の加入や、2人以上の同時加入でも5,000円分の商品券がもらえる優待券をショップで配っており、これを利用することもできます。
現在、携帯電話の維持費が最も安いプランは、10,000円／年で100分の通話が可能なauのプリペイドサービスでしょう。
これに対して、上記Softbankのプランで100分通話すると、通話料金は4,200円となりますので、端末代金が10,000円程度であっても、2年間に支払う金額はこちらの方が安くなります。
上の表では1,280円としましたが、特別割引額がもっと高い機種を購入すれば、一定額の無料通話枠を得ることができます。当然のことですが、特別割引額が高い機種は比較的新しいので、販売価格が高くなります。また特別割引額が同じでも、比較的人気の高い機種は仲々安売りの場に出てきません。そのため一部の熱心な人達の間では、特別割引額と人気が高い機種をいかに安く購入する（安く売っている店を探す）かが関心の的となっています。
かっぱ家の場合、通話料金は微々たるものなので、こちらの方がプリペイドより良さそうです。機種については最初、通話が出来れば良いと思っていたのですが、調べていくうちにせっかく購入するなら少しは機能にも拘りたくなってしまいます。
一括0円で提供される機種の機能はそれ程高い訳ではなく、この辺りメーカーの思惑に乗せられたかなと思いますが・・・
子供からの要望は薄くてワンセグが映る機種。
出先でテレビを見る機会って滅多に無いとは思いますが、利用料金の掛からない暇つぶしと思えば、付いていても良いでしょうか。
しかしワンセグが付いている機種は最近多くなってはいるものの、やはり付いていない機種よりは高価です。スーパーボーナス一括で購入出来そうで、そこそこ薄い機種はサムスンの821SCのみでした。
もう一つはデジカメ機能。
携帯のカメラの画質はお世辞にも良いとは言えず、プリントアウトするとがっかりするものが多いです。かと言っていつもデジカメを持ち歩くのは面倒で、携帯にそこそこ高機能なデジカメが付いていればなあと、思っていました。
調べてみると意外なことにデジカメ機能が充実している機種は殆どありませんでした。これは市場のニーズが無いということで、ちょっと挫けそうになりましたが、気を取り直して捜すと何機種か見つかりました。
まずノキアのX02NK。
外観はまるっきりデジカメで格好いいです。カメラとしての機能は、カールツァイスレンズで画素数は500万画素と普通の携帯カメラとは一線を画しますが、光学ズームが付いていません。ただでさえ取り込める光量が少ないコンパクトデジカメにおいて、ズーム時に光を目一杯取り込めない構造は好ましくありません。ネットに掲載されているレビューを見ても、以下の機種より評価は高くなく、外観から想像するよりカメラ機能に力が入れられていないようです。むしろ無線LANなど、カメラ以外の機能が充実している印象です。発売は2008年の春でまだまだ人気の機種です。
次いでサムスンの920SC。
X02NKに比べるとプラスチックの筐体がちょっとカメラらしくないのですが、レビューを見るとカメラとしての性能はSoftbank携帯の中では最高とのことでした。光学3倍ズームも備えており、申し分ありません。発売は2007年冬で、そろそろ安くなっても良さそうな機種です。
最後にシャープの910SH。
920SC同様500万画素で光学3倍ズームを備えたカメラを搭載しており、レビューでもそこそこの評価を得ています。発売が古い分端末が厚く、機能的に920SCに及ばない部分もありそうですが、現在でもSoftbank携帯ではカメラ機能はNo.2の様です。発売は2006年冬なので、既にカタログから姿を消し、店頭で見かけることも殆どありません。
これらの機種の販売状況ですが、X02NKは殆ど出ず、出ても恐らく予算オーバー、920SCはそろそろ9,800円で出るかも知れない、910SHは在庫を抱えている店があれば・・・、という感じでした。暫くして910SHがスーパーボーナス一括で出ているとの情報を得たので、販売店に出向き9,800円で購入しました。この機種の特別割引額は1,780円ですので、基本料金＋480円分の通話料金が無料となります。
カメラをちょっと使って見た限り、子供でも撮影ができ、そこそこの写真が撮れます。まあデジカメに近い写真を撮るためには、被写体に合わせて設定を細かく変える方が良いそうなので、これから試してみるつもりです。
821SCの方は6,800円で購入しました。特別割引額は1,280円ですが、ホワイト学割で基本料金＋960円分の通話料金が無料となります。
使って見ると、これまで持っていたdocomoのP901iTVより、ワンセグで見ることができる局数が増えて驚きました。何より薄くなったのが良いです。
一般的にスーパーボーナス一括での特売は月末の土日に行われる確率が高く、最近は都心の電気店より、郊外の大型店（コジマ、サティ、イトーヨーカドーなど）の方がよく見られるようです。携帯は殆ど使わないけど持っていたい方にとっては狙い目かも。
11月9日追記：9月下旬に契約した2台分の株主優待特典の商品券は11月上旬に届きました。今のところどちらの端末も問題なく使えています。
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ウチでは外出先からの連絡用にしか携帯を使いません。そこでなるべく月々の維持費が安いプランということで、プリペイドを使っていました。チャージを使い切ると新しいカードを買うのですが、ネット情報によるとSoftbankの新スーパーボーナス一括払いがおトクであるとのこと。そこで、カードを購入する前に調べてみました。
新スーパーボーナスとは、新規に端末を購入するプランの一つで、契約3ヶ月目以降の２年間、月々の利用料金から一定額が割引になるというものです。端末の代金は割賦（ローン）となり、例えば頭金なし、24回の分割払いとなります。これが店頭で表示されている0円の意味で、端末代金を毎月払わなければなりません（契約を途中で解除してもローンは残ります）。これに毎月の基本料金や通話料が上乗せされると、月々の支払負担が大きくなってしまうので、基本料金や通話料の一定額を割り引きましょうというのが、プランの主旨です。月々の割引は端末代金には適用されません。また、基本料金＋通話料が割引額を下回った月でも割引は翌月持ち越しにはなりません。Softbankとしては、端末を定価で買ってもらうことで利益を確保し、ローンが残っている間は他のキャリアに転出し難いという考えなのでしょう。
毎月の割引額は購入する機種によって定められており、現行の機種なら980円～2,200円で、高額な機種ほど高くなります。例えば980円であれば、ホワイトプランの基本料金980円と相殺され、オプションを契約しなければ支払額はユニバーサルサービス料の6円＋通話料金となります。
これだけであれば、高価な端末を買ってまで乗り換える必要性は薄いのですが、ショップでは比較的古い機種の端末代金を割安に設定し、一括払いで売り出す場合があります。これが新スーパーボーナスが一括払いで、ショップとしては在庫処分に加えて、契約数に応じてSoftbankから支払われる報奨金が得られることで、端末代金の赤字を補っているようです。
この端末代金、時には0円に設定されることもあります。俗に言うスパボ一括0円で、昨年から今年にかけて話題になりました。また0円とまではいかなくても、端末代金が9,800円程度なら、今でも結構売り出されているようです。
そこで端末代金以外で、通話とメールに必要な維持費用を調べてみました。
ここでは端末の特別割引額を一般的な1,280円とします。スーパーボーナス一括払いの安売りでは大抵フルオプション加入が条件となりますので、これらの料金を最初の月のみ加算しています。
表より、端末代金以外にかかる費用は2年間で約8,000円であることが分かります。
また、Softbankの株主優待券には新規スーパーボーナス加入で10,000円の商品券プレゼントが付いています（株主優待券はオークション等で1,500円前後で入手できます）。
これを利用し、0円のスパボ一括端末を購入すれば通話料金は別途必要ですが、
2年間通話可能な電話機を自己負担なしで入手できます。
Softbankでは株主優待券以外にも、既契約者の家族の加入や、2人以上の同時加入でも5,000円分の商品券がもらえる優待券をショップで配っており、これを利用することもできます。
現在、携帯電話の維持費が最も安いプランは、10,000円／年で100分の通話が可能なauのプリペイドサービスでしょう。
これに対して、上記Softbankのプランで100分通話すると、通話料金は4,200円となりますので、端末代金が10,000円程度であっても、2年間に支払う金額はこちらの方が安くなります。
上の表では1,280円としましたが、特別割引額がもっと高い機種を購入すれば、一定額の無料通話枠を得ることができます。当然のことですが、特別割引額が高い機種は比較的新しいので、販売価格が高くなります。また特別割引額が同じでも、比較的人気の高い機種は仲々安売りの場に出てきません。そのため一部の熱心な人達の間では、特別割引額と人気が高い機種をいかに安く購入する（安く売っている店を探す）かが関心の的となっています。
かっぱ家の場合、通話料金は微々たるものなので、こちらの方がプリペイドより良さそうです。機種については最初、通話が出来れば良いと思っていたのですが、調べていくうちにせっかく購入するなら少しは機能にも拘りたくなってしまいます。
一括0円で提供される機種の機能はそれ程高い訳ではなく、この辺りメーカーの思惑に乗せられたかなと思いますが・・・
子供からの要望は薄くてワンセグが映る機種。
出先でテレビを見る機会って滅多に無いとは思いますが、利用料金の掛からない暇つぶしと思えば、付いていても良いでしょうか。
しかしワンセグが付いている機種は最近多くなってはいるものの、やはり付いていない機種よりは高価です。スーパーボーナス一括で購入出来そうで、そこそこ薄い機種はサムスンの821SCのみでした。
もう一つはデジカメ機能。
携帯のカメラの画質はお世辞にも良いとは言えず、プリントアウトするとがっかりするものが多いです。かと言っていつもデジカメを持ち歩くのは面倒で、携帯にそこそこ高機能なデジカメが付いていればなあと、思っていました。
調べてみると意外なことにデジカメ機能が充実している機種は殆どありませんでした。これは市場のニーズが無いということで、ちょっと挫けそうになりましたが、気を取り直して捜すと何機種か見つかりました。
まずノキアのX02NK。
外観はまるっきりデジカメで格好いいです。カメラとしての機能は、カールツァイスレンズで画素数は500万画素と普通の携帯カメラとは一線を画しますが、光学ズームが付いていません。ただでさえ取り込める光量が少ないコンパクトデジカメにおいて、ズーム時に光を目一杯取り込めない構造は好ましくありません。ネットに掲載されているレビューを見ても、以下の機種より評価は高くなく、外観から想像するよりカメラ機能に力が入れられていないようです。むしろ無線LANなど、カメラ以外の機能が充実している印象です。発売は2008年の春でまだまだ人気の機種です。
次いでサムスンの920SC。
X02NKに比べるとプラスチックの筐体がちょっとカメラらしくないのですが、レビューを見るとカメラとしての性能はSoftbank携帯の中では最高とのことでした。光学3倍ズームも備えており、申し分ありません。発売は2007年冬で、そろそろ安くなっても良さそうな機種です。
最後にシャープの910SH。
920SC同様500万画素で光学3倍ズームを備えたカメラを搭載しており、レビューでもそこそこの評価を得ています。発売が古い分端末が厚く、機能的に920SCに及ばない部分もありそうですが、現在でもSoftbank携帯ではカメラ機能はNo.2の様です。発売は2006年冬なので、既にカタログから姿を消し、店頭で見かけることも殆どありません。
これらの機種の販売状況ですが、X02NKは殆ど出ず、出ても恐らく予算オーバー、920SCはそろそろ9,800円で出るかも知れない、910SHは在庫を抱えている店があれば・・・、という感じでした。暫くして910SHがスーパーボーナス一括で出ているとの情報を得たので、販売店に出向き9,800円で購入しました。この機種の特別割引額は1,780円ですので、基本料金＋480円分の通話料金が無料となります。
カメラをちょっと使って見た限り、子供でも撮影ができ、そこそこの写真が撮れます。まあデジカメに近い写真を撮るためには、被写体に合わせて設定を細かく変える方が良いそうなので、これから試してみるつもりです。
821SCの方は6,800円で購入しました。特別割引額は1,280円ですが、ホワイト学割で基本料金＋960円分の通話料金が無料となります。
使って見ると、これまで持っていたdocomoのP901iTVより、ワンセグで見ることができる局数が増えて驚きました。何より薄くなったのが良いです。
一般的にスーパーボーナス一括での特売は月末の土日に行われる確率が高く、最近は都心の電気店より、郊外の大型店（コジマ、サティ、イトーヨーカドーなど）の方がよく見られるようです。携帯は殆ど使わないけど持っていたい方にとっては狙い目かも。
11月9日追記：9月下旬に契約した2台分の株主優待特典の商品券は11月上旬に届きました。今のところどちらの端末も問題なく使えています。
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さすが、かっぱさん！！！ＳｏｆｔＢａｎｋに買い換えるとはお目が高いっ！！と、ユーザーとしては仲間が増えたことをうれしく思う次第。
SoftBank 705nk(NOKIA N73)ユーザーの私としては次世代機「SoftBank X02NK(NOKIA N95)」を大プッシュしたかったのですが・・・、サムスンも軽量で良いと思います。
実は私、サムスンも持ってたりします（SoftBank 705SC）。屋外でワンセグを見たい外出時はSIMカードを差し替えて今も使っています。
私が使っているNOKIA端末は使いづらさで有名ですが、使い込むと他のメーカーの端末には移行できない中毒性があります（それも魅力）。
さらに、内蔵カメラのカールツァイス製レンズが、ちょっとしたスナップを芸術性のある面白い写真（？）のように変貌させてくれます。
さらにさらに裏技が多く使え、オンライン機能やビジュアルを重視しなければ、旧型の705NKでも「スマートフォン」としては「iPhone」を凌駕しているとも言えます。
・・・・・しまった。つい熱くなって長文になってしまった・・・（苦笑）。
by トーゴ (2008-09-27 18:00)
トーゴさん、
X02NK、人気ですね。
今回はデジカメ機能重視、という設定だったので3番手でしたが、パケットを利用せず、公衆無線LAN用のwebブラウザとしての魅力は十分だと思います。でもまだまだ価格が高くて・・・
カールツァイス製のレンズと普通のレンズでは写真の質はかなり変わるのでしょうか。私のレベルでは何とも判断しかねます f(^^;)
この週末はシャア携帯が特売されたりしているようですし、X02NKもいずれ・・・
目移りしてしまいますね。
by kappa (2008-09-28 09:58)