最強のグランドカバープランツ

　ニラ芝を張り終えてほっと一息のかっぱガーデンですが、まだまだ裸地が残っています。裸地には当然雑草が生えます。基地を草ぼうぼうにしておく訳にもいきませんので、かっぱ部隊出動です。

　名付けて「とにかく見えなくなれば良い作戦」。
　何てことはない、ただむしるだけです。この作戦は、毎週決行しているのですが、最近は雨が多いので一週間でびっくりするほどたくさんの雑草が生えます。ヨモギやスギナの様に地下茎を持つもの、オヒシバやシロツメクサなどの様に根張りが強いものは、手でむしっても葉っぱがぶちっとちぎれるだけ。翌週には何食わぬ顔でまた葉を茂らしています。あぁ腰が痛い。やっぱりヤギだったか。


　埒があかないので作戦変更。そういえば威力抜群の反射衛星砲も内部からの破壊されたのです。葉茎処理剤（ラウンドアップなどの商品名で売られています）を雑草に直接ぺたぺた塗って吸収させ、地下茎ごと枯らすもので、効き目は抜群、塗った雑草は一週間ほどで確実に枯れました。しかしその間にまた新しい雑草が生えてきて、いたちごっこです。かといって噴霧器などで散布すると、野菜や芝も枯らしていまいそう。庭の土には雑草の種がたくさん混じっているようで、陽が当たる限り、雑草は無くなりそうもありません。

　そこで更に作戦変更。雑草たちに光合成をさせないで、陽の当たらない人生を歩んでもらいます。光を当てないためには何かで雑草を覆ってしまえば良いのです。例えばいつもコメントを下さるトーゴさんは、リッピア、ダイコンドラ、リシマキアなど、匍匐茎を伸ばすグランドカバープランツを植えられています。しかしかっぱガーデンにはびこる雑草たちは強者揃い。ここは最強のグランドカバープランツを投入します。

　早速種苗店で苗を購入しました。

　まず植え付け予定地を耕して、


　マルチを掛け、


　苗を植えて完了です。


　因みに苗はこんな形です。


　かっぱはこの苗を毎年植えており、その凶暴なまでの繁殖力にはいつも驚かされています。昨年は収穫後のイチゴ大隊を覆い尽くして全滅させ、一昨年はピーマンを餌食に。こいつと互角に戦えるのは、同じく放っておくととんでもない事になるミニトマトくらいでしょう。

　因みに、植え付ける時期は今ごろなのですが、日射しが強い時期でもあり、根付くためには植え付け後すぐに雨が降るのが理想的です。今回は翌日の予報が雨だった日に植え付けました。
　これとニラ芝で、かっぱガーデン内部の守りは完璧デス。

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タグ：家庭菜園

コメント 2

頭脳戦ですね！
アパート時代、ウチも庭のスギナに悩まされていたので
ご苦労はよぉくわかります。
でも・・・それを上回る植物がいたんですね・・・すごい！

秋には収穫ですかねぇ？楽しみですねぇ♪
by ぺんたごん (2008-06-08 22:29) 

ぺんたごんさん、

収穫・・・
敢えて名前は記さなかったのですが、一目瞭然ですね。
とりあえず10月ごろまでは勢い良く伸び続けて、雑草たちも息絶え絶えになります。収穫しちゃったらもとの裸地に戻ってしまいますが、そのころには雑草の勢いも衰えていることでしょう（願望）。
でもスギナはしぶといですから枯れはしないでしょうねぇ。何せ芝生のソッドを突き抜けて生えてくるくらいですから。ウチの近くに、全面スギナに覆われている造成地があります。家を建ててもスギナの力で傾いてしまうのでは？
　
nice!ありがとうございました。
　
by kappa (2008-06-09 20:59)