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失敗したこと・残念だったこと(2) [残念なところ]

 かっぱ亭にはニッチが無く、絵画とか置物を飾ろうとしても、飾る場所がありません。
 大工さんには、「いつでも言ってくれたら好きな所にサービスで作ってあげる」と言われていたのですが、そもそも建具が多く、ストリップ階段がリビングで自己主張、隣にはアッシュライトの塗り壁、その隣は少し凹んだテレビスペースと、結構ごちゃごちゃしています。
 これに加えて、数少ない壁面にまでニッチが付いてしまったら、リビングが落ち着かない空間になると思ったので、壁面は出来るだけフラットな形で残しています。

 でも将来的に何かを飾ったり貼りたくなることは必ずありそう。

 そのため、何かを貼る可能性のある場所には、下地材としてコンパネを入れてもらってい、釘やピンが効くようにしています(石膏ボードに普通のピンは効きませんので・・・)。
 因みに壁に押しピンの穴が空くのは全く気にしません。壁に自由に釘やピンを打てるのは持ち家の特権だと思ってます。

 一階で下地が入っているのは、玄関横、

 階段、

 階段脇、

 ・・・

 何でここに下地が?

 ここは当初の予定では普通の壁だったのですが、デザイナー(設計士)の提案で珪藻土の「見せる壁」に変更され、最終的にはアッシュライトの塗り壁になりました。

 珪藻土にしろアッシュライトにしろ元々細かい粒子ですから、少しずつぽろぽろはげ落ちてきます(繋ぎの材料を多くすれば抑えられますが、そうすると素材の持つ風合いが損なわれます)。
 かっぱ達もさすがに表面がでこぼこしていて剥がれやすいこの壁に、がんがん釘を打って絵とかを飾るつもりはありません。

 カミさんと二人で、

 ここの下地は要らなかったね・・・

ふと隣りを見ると、以前の記事(速報!ローコスト・トホホ住宅(6) )で、32型の液晶テレビがギリギリ入らなかった曰く付きのテレビスペース。

 「棚を作らないならテレビは壁掛けにしてもいいね」

などと話していると、大工さんがぽつり。

 「壁掛けにするには、下地が無いとだめだぁ」

 ・・・

 ・・・

 ( ̄□ ̄;



 ちょっとそこ、何やってんの!  ( ・□・)/

 あんたこそ、何やってんの!  ゛(`ヘ´#)

 下地をこっちに変更しておけば・・・お互いの心の叫びデス(created by Kappa)。  それにしても夫婦揃って気が付かないとは情けなし

 テレビのサイズをちゃんと測っていなかった時もそうだったですが、ウチってテレビの稼働率がかなり低いのです。見たい番組が終わったらすぐ消すのがモットー(だらだら見ない)。アンテナを地デジだけにすると、現時点では映らない局がありそうなのですが、

「映らないなら見なくていいか」

てな感じなので、真面目に考えていなかったのです。
 テレビスペースの奥行きだって20cm位しかないので、通常のDVDレコーダーだと10cmほど、前にはみ出してしまいます。そんなの絶対アウなのですが、さりとてこのスペースに収まる機器の目論見があるわけでなし。

 いまいち詰めが甘いかっぱ夫婦。壁掛けテレビは諦めるけど、このスペースに収まるAV機器ってあるのかなぁ。

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失敗したこと・残念だったこと(1) [残念なところ]

 基地も完成し、補助金交付を待つばかりのかっぱ達にとって、次なる任務は軍備増強です。

 とりあえず絶対に必要なものは、隊員宿舎二部屋分の光子エネルギー発生装置 (スミマセン、普通のシーリングです)
 これがないと隊員達は漆黒の闇の中で任務にあたらなければなりません。NINJAは暗闇の中でも物が見えるように訓練したと言います。県立地球防衛軍の隊員も訓練が必要なのですが、ウチの隊員達はヤワなので直ぐくじけそう。NINJAって就職も無さそうだし・・・

 とにかく、予算の都合で自力調達を余儀なくされたシーリング、入居までに適当なモノを見つけなければなりません。

 次に必要になるのはネット環境の整備。

 かっぱ家ではノートパソコンを使っており、プロバイダから貸与されたルータにLANケーブルを繋いでいるのですが、最近使用頻度が高くなり、複数人で同時に使用したいという要望が出てきています。新居では特にパソコンスペースは設けておらず、各人が思い思いの場所にノートパソコンを持ち運んで使用することにしています。そのこと自体はフレキシブルでとても良いと思っているのですが、リビングが広くなりますので、一々ケーブルを引っ張るのはちょっと面倒です。

 これを解決する一つの方法が無線LAN。

 現在加入しているプロバイダはそれ程高速では無いのですが、特に不満は感じていません。安価でお手軽な機器は無いかとヤフオクをウォッチしていると、現況渡しの型落ち品が出品されていました。通信速度が遅いので人気は全くなし。動作は保証しないと記してあったのですが、そうそう壊れるものでもないと思い、開始価格で落札しました。

 程なく商品が届き、開梱。
 ドキドキしながらスイッチを入れると、モノアイが点灯。 トーゴさん、宜しく

 おお、これはいけそうです。意を強くし、

 やってみるさ!

と勇んで出撃を試みたのですが、どうやっても

 動きませんでした。 _| ̄|○

 取説を見ると、電源を入れると幾つかLEDが点灯するはずなのですが、電源ランプしか点かないんですよね。これを見ると壊れているのは一目瞭然なんです。

 仕方がないのでケースを開けて分解。

 一昔前の機器でしたら、電源部分のコンデンサがパンクしている例が多かったのですが、基板上の部品を見ても、イカれたものは無さそう。
 要するに、

 お手上げです。 ヽ(ー_ー )ノ  

 ヤフオクでは動作保証しないという商品は結構あるのですが、それは「使っていないから動作するかどうか分からない」という意味合いが大きく、壊れているものを「動作保証しない」として出品している例は初めてでした。まあ、文句を言える筋合いではないんですが、かっぱなら「壊れているので部品取り用です」と記して出品するでしょう。

 ・・・

 そのような中、とある週末かっぱが手にしたのは近所の電器店のリニューアルオープンのチラシ。
 この電気店は毎週チラシを発行しており、ウォッチしていると同じ商品が数週間前と同じ価格で掲載されていたり、「当店通常販売価格」なのにチラシに掲載されていたりします。何となく冴えないのでこの店で何かを買うことは年に1回あるかないかだったのですが、今回は別でした。

 台数限定ですが、KOIZUMIのシーリングにあり得ない価格が付けられています(その他にもお買い得品満載)。

 台数限定品はお一人様一点限り。必要なのは2基。機動隊員はかっぱとカミさんの二人。捨てる神あれば拾う神ありとは正にこのことです。
 特売品を求めて開店前の列につくなんて、20年振り位です。こんなことは学生の専売特許で、社会人はそんなことしないんだと思っていましたが、並んでいる人達は殆ど社会人(らしき方達)でした。

 開店二時間前からカミさんと二人で列につきます。順番としては10番目以内で、前の方の人達のお目当ては5台限定のAV機器類でしょうから、かなり余裕です。
 一時間経った時点で、かっぱ夫婦の後ろに並んだ人達は僅か4人。開店一時間前に来ていてもまだセーフで、ちょっと複雑な心境。

 開店15分前位になって、一番前の方に並んでいた若い人の奥さんらしき人が来て、列に割り込みます。「友人やご夫婦であっても、並んでいなかった方は列には入れません」と書いてあるのに・・・。不審に思った店員が「ずっと並んでいましたか」と問うても、平然と「はい」。う~ん、何処にでもこういう輩は居るのでしょうか。 ( ̄ヘ ̄)

 ちょっと気分を害しましたが、無事シーリングをゲット。
 返す刀で、「日替わり品」と書いてあるのに全然売れていない無線LANルータを、さらに別の日にWindows Vista高速化の為にメモリカードを購入。収穫多々でした。

 家に帰って早速スイッチオン!
 おお ( ̄▽ ̄) 今度は全てのLEDがチカチカ点滅、

 う…、動く! 動くぞ、このルータ!   って当たり前デスネ

 気を良くして設定開始。2時間程要しましたが、無事2台のノートパソコン(いずれも無線LAN内蔵)の作業を完了しました。
 使ってみて思うことは、最近の無線LANのセキュリティは二重、三重になっており、情報は暗号化され、さらに特定のパソコンしかアクセスできない様に設定できます。これなら普通に使用する分には、有線LANを使用する必要はなさそうです。

 そう言えば、後でLANケーブルを引こうとして空配管をお願いしたけど、あれってもう要らないよなぁ。一体いくらかかったのかな?

 調べてみると・・・   2万4千円

 これって今回買った電気製品全部より高い・・・
                                            !Σ( ̄ロ ̄lll)

 よく調べておけば、付けなくて良かった配管です。今付けておかないと後からでは無理という思いもあり、2万4千円程度ならと、どこか金銭感覚が麻痺していたところがありました。 そう言えばカミさんには「本当に要るの?」と訊かれたっけ

 かっぱもまだまだ未熟者です。

 おまけ
 シーリングライトはこの前の週末に付けに行きました。この日は午後から見学会の予定だと思っていたのですが、午前中からお客様がいらっしゃいました。
 さすがに見学者の前で、施主がごそごそシーリングライトを取り付けているのは格好悪いと思い、家の前で待機します。
 いらっしゃった方達は会釈して帰られましたが、玄関前で巨大なシーリングの箱を持って突っ立っている夫婦って、どう見られたでしょうか。

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