紙芝居_フレーミング~上棟 [着工後]
基礎工事後、上棟までを記します。
1.基礎
基礎の上に土台をドンと据え、アンカーボルトで固定します。蓄熱式床下暖房を使用することもあり、土台は集成材です。Rの部分の施工は面倒くさそう。大引きの支持には鋼製束を使用しています。
基礎断熱なのでこの後発泡系断熱材で基礎と土台の隙間を塞ぐ作業があったのですが、進捗が早く見逃してしまいました(後日、床下の写真を撮って部分的に確認)。
2.一階床下地
大引きに構造用合板をぺたぺた千鳥に貼っていきます。
3.一階フレーミング
外周部から順に組み立てていきます。スタッドに構造用合板をバシュバシュっと打ち付け、起こして組んでいきます。Beハウスは一階の天井高を通常より高い2.55mとする、ハイスタッド構造を採用しています。構造用合板は通常より一尺長い、九尺のものが使われており、縦継ぎ目なしで施工されます。
内部はこんな感じ。
天井に構造用合板を貼って二階の作業足場にします。
使用される構造用合板は、二階が1級(写真左)、一階が2級(写真右)で、二階の方が耐水性の高い材料を使用しています。雨に濡れることを考えてのことでしょうか。細かい配慮が感じられる部分です。
4.二階フレーミング
ここで足場が設けられます。一階と同様、外周部から組み立てられます。
5.屋根下地
屋根下地材の加工・組み立ては大工さんが現場で行います。
6.上棟
アスファルトルーフィングが施され、上棟です。
梅雨時期に重なったので天気に一喜一憂しました。幸い上棟までの降水量はそれ程多くなかったのですが、やはり床下には所々水が溜まっていました。土台据付から上棟(アスファルトルーフィング完了)までの期間は約3週間です。同じ2×4でも、パネルを工場で組み立てるH.M.であれば、数日で上棟するのですが、Beハウスの場合は現場でフレーミング材を組み立てるのでどうしても上棟までに日数を要し、建て方が梅雨期に重なると構造材が雨に濡れてしまうこともあります。ただ、土台の集成材にしろ、構造用合板にしろ、多少雨に濡れても特に問題はないようです。以前にも記したのですが、アスファルトルーフィングが貼られてほっとしたのを覚えています。
本日で100回目の記事となりました。
主に記したかったビルダー選びの考え方については大体記事にしており、現在はその結果選んだBeハウスは実際のところどうなのかを主に記しております。so-netのカウンタによると、これまで44285アクセスを頂きましたが、最近の記事はこれから建てようとしている方にとって、あまり参考になっていないかも知れません。自己満足ブログにならないよう、出来るだけ普遍的な情報を交え、客観的に記すことを心がけつつ、竣工も近くなり、HP化もそろそろ視野にいれなければいけないかなと思っております。
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はじめまして。
100記事おめでとうございます!
だんだん家ができていくのをみるのは楽しいです。
by 月夜 (2007-09-18 03:09)
月夜さん、はじめまして。
コメント及びnice!ありがとうございます。
かっぱ亭は現在建築途中なのですが、過去に遡ってブログを記していたため、現在に追いつくべく建築経過を駆け足で紹介しています。何日か続きますので、宜しければまたご覧になってください。
by kappa (2007-09-18 21:30)
ワンハンドレッドおめでと~!!
私の次の段階はこうなる!と確認出来る記事で、大変最高になりまする!
by トーゴ (2007-09-18 23:59)
トーゴさん、ありがとうございます。
竣工が近くなっていますので、現実に追いつくべく、紙芝居形式でアップしています。本当はもっと詳しく載せたいのですが、凄い分量になってしまいますので、ご容赦ください。
by kappa (2007-09-19 20:31)