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アワノメイガ来襲.防戦のトウモロコシ隊 [家庭菜園]

 隊長、暫く姿をお見かけしませんが、また遠征ですか。

 うむ。今回は島が連なる風光明媚な地じゃ。
130624松島.jpg

 松が生えている所ですね。珍しく有名な観光地ですね。

 尤も、我々の演習地は内陸の地じゃがな。梅雨時にも関わらず好天に恵まれたが、暑くてへろへろじゃった。

 この時期の陽射しは強烈ですからね。

 疲れた体を癒すにはエネルギー補給じゃ。この地の蕎麦のボリュームは、北海道の豚丼に勝るとも劣らん。食べている間にどんどん崩れてくる位のてんこ盛りじゃった。
130624ハゼ天そば.jpg

 メタボ化に拍車がかかりますね。

 ふふん、褒めても何も出んぞ。
 ところで、基地の戦況はどうなっておるのじゃ。

 はい、トウモロコシ隊が続々絹糸を出しており、山場を迎えつつあります。
130617トウモロコシ隊.jpg
130616絹糸抽出.jpg

 そうか。しかし今年のトウモロコシ隊は背丈が1mちょっとで随分小さいな。

 今年は苗は全てポットで育成して移植しているのと、マルチ・トンネル等の保温をしていません。その辺りに生育に影響しているようです。

 今年4月が寒かったしな。しかし生育が遅れるのならまだ良いが、小さくまとまってしまうのは頂けないのう。

 やはり早蒔き作戦では、保温は必須なようです。来年はトンネルかペットボトル作戦で行きましょう。

 うむ。ところで、絹糸が出て来たとなると、受粉作戦を始めねばならんな。雄穂の状況は如何か?

 順調に花粉を出していますが、一部敵と交戦し、被弾しているものが見られます。
130617浸入痕.jpg

 これはアワノメイガじゃな。今年は冬が寒かったせいか、ムシ隊の始動が遅かったが、アワノメイガは関係なしか。

 ちょっとがっかりですね。

 致し方無い。被弾した雄穂は切り取って敵を探索するのじゃ。

 了解しました。今のところ被弾したのは2機で、それぞれの雄穂には敵が7~8機潜伏していました。
130617アワノメイガ.jpg

 雄穂を切り取ることで何とか食い止められれば良いが。

 そうですね。敵が茎や雌穂まで侵攻していないことを祈ります。

 他の部隊はどうか。

 はい、露地イチゴ隊は完全に作戦を終了しており、後続の配備を待っております。
130617露地イチゴ隊.jpg

 そうか。まずは一時避難しているベニアズマ隊の帰還からじゃな。既にウリ科軍団の腐海に呑み込まれているようじゃが、安否を確認するのじゃ。
130617箱船埋没.jpg

 腐海の底で何とか生き存えているようです。
130617箱船.jpg

 よし、箱船に乗って腐海から脱出じゃ。

 了解しました。イチゴ隊を撤退させた後に植え穴を掘り、
130617植え穴.jpg

箱船を乗せ、
130617箱船到着.jpg

箱船の底を裂いて土ごと植え穴に納めます。
130617移転完了.jpg

 土を乱さず植え穴に入れるのが難しかったですが、何とか土ごとの移植が完了しました。 
130617ベニアズマ隊.jpg

 うむ。箱船作戦で移籍したベニアズマ隊は5機のみ。後続のサツマイモ隊の配備も急がねばならんな。



 今年は逃げ切れるのでは無いかと期待したのですが、残念ながらアワノメイガが来襲してしまいました。しかも出張に出る朝に、雄穂を切り取った株の茎に侵入痕を発見 orz
 駆除する時間もなく、後ろ髪を引かれながらの出発です(><)




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コメント 4

ann

隊長~~頭いい~~!(失礼でしょ)
箱舟作戦とは考えましたね~~狭い土地を有効利用するために、さつまいも仮植えの土ごとお引越しとは
びっくりです
さつまいもの仮植えて、どーやるんだろう、と以前の記事で思ってましたが、勝算アリだったのですね~

とうもろこし、受粉したものは絹糸がしなっと、受粉してないのはいつまでもつやつや
そうなんですか~知りませんでした
隊長は基地に詰めていらっしゃることはないのに、よく観察されていますね
私など一日中遊んでいるのに、ただほったらかしておいて、収穫時季が来たら採るだけでした
by ann (2013-06-26 11:35) 

jojojojou

アワノメイガの幼虫はまだ小さいうちはトウモロコシの実や茎に
穴を開けて入り込む力が未だ無くて、
比較的柔らかな新芽の部分や雄花を食べて成長するとのことです。
人工授粉用の雄花以外の雄花をすべて除去するのも
アワノメイガ対策の一つにになるそうですよ。
うちのトウモロコシ隊にもヤングコーンを収穫した時点で
2機が被弾しておりましたので本隊の被弾状況が非常に心配です。
隊長の秘技「ハンドパワー」をぜひ伝授してください。
by jojojojou (2013-06-26 19:10) 

kappa

ann殿、

箱船作戦は苦肉の策です。
どうしても根が動いてしまいますから、
変な形のイモができるかも・・・
収穫したらまたレポします。

トウモロコシの絹糸は人工授粉するとき観察してますが、
割と分かりやすいです。
出張前に見つけたアワノメイガ、帰ったときどうなっているか、
気を揉みます(現在出張中)。
by kappa (2013-06-27 04:52) 

kappa


jojojojou殿、

昨年までの経験では、アワノは雄穂を切り取った後も襲ってきます。
その場合、直接雌穂に食い入ったりするので厄介です。
逆に花粉が出なくなった雄穂を放って置いてもアワノが付く確率は
余り変わらない気が・・・
雄穂を切り取るのは、花粉を出す前でないと、効果が薄いと思います。
ただ雄穂を切り取って背丈を低くするのは風対策になるので、
花粉が終わったらなるべく切るようにしています。

既に茎にアワノが侵入しており、ハンドパワー、
今年も使わなければならないようです。
雌穂に移動する前に何とかせねば・・・
by kappa (2013-06-27 05:02) 

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