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本人登記に向けて_法務局で相談 [登記]

 引き渡しも完了し、現在かっぱは登記に向けての準備を進めています。
 ネットで本人登記は比較的容易であるという情報を得てチャレンジすることにしました。

 申請書を作成する上で、ちょっと面倒なのは図面の作成。
 かっぱ亭は外壁にRを設けています。
 登記申請書には延べ床面積を長方形の足し算として算出し、図面に求積表(面積計算表)を記すとともに、算出基礎となる寸法を平面図に記します。R部分は円弧ではなく、多角形として扱われており、家の形状を多数の長方形や台形に分割するのです。縮尺は1/250で、図はかなり小さくなり、台形の形状や寸法を潰れないように記載するのがちょっと大変です。
 通常の家は長方形の組合せで表現できますから、図面はこんな感じでOKです。

 しかしかっぱ亭は外形に凹凸がありR部分を台形に分割しなければいけませんので、ボンネットバスのような形になります。

 これにそれぞれの辺(斜めの部分は縦と横)の長さを見える文字で記載していく訳ですから、図面がごちゃごちゃになってしまうのです。
 まあ、図面はパソコンで描いているので、お絵かきソフトの表示倍率を上げて、時間を掛けて描いていけば、なんとかなりそうですが。

 申請書にはもう一つ位置図が必要なのですが、現在は仮換地の状態なので、公図と現況が一致していません。また換地前の旧地番と、仮換地後の建築地がずれています。このような場合、どうやって図面を書けば良いのか分かりません。

 悩んでいてもしょうがないので先日法務局の出張所に行って相談してきました。

 法務局には「相談コーナー」が設けられており2名の相談員が窓口に待機しています。
 かっぱも受付で申し込み、すぐに順番が来ました。
 対応してくれたのはかなり年輩の男性。退役したOBかも知れません。本人登記を行いたい旨を説明して作ってみた申請書を見せたのですが、こちらから、「ここはどう記載すれば良いのですか」と訊かない限り、一言も答えてくれません。何だかとても機嫌が悪そうで、「本来司法書士の仕事なのに素人が面倒くさい問題を持ち込みやがって」とでも考えているのだろうかと、いぶかってしまいました。
 まあそれはそうなのですが、相手も相談コーナーに待機しているのですからこれが仕事のはずで、かっぱの後に待っている人もいなかったので急ぐ必要もありません。とにかく下手に出て、相手から話を引き出すようにいろいろ尋ねます。全てにおいて面倒くさそうで、一言一言が怒る様な口調な相談員ですが、めげずに一つずつ訊いていけばおかしい所は教えてくれます。話を続けるうちに段々相手も乗ってきて、なぜ書式がそうなっているかまで教えてくれたり、法令を調べてくれるようになり、仮換地の記載方法も職員に聞きに行ってくれたりと、まあそれなりには対応してくれました。
 ここで思ったのは、相談員は法務局の職員という立場ではく、相談員がOKと言っても申請が通る保証はないということです。また申請書の記載方法は法令に定められているので、図面や文字の記載方法が、法令の記述に合致しているかをチェックする必要があると感じました。

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