SSブログ

床下蓄熱暖房開始,気になる電気代は? [転居後]

 最近とても寒く感じます。

 こんな時には体を動かすのが、暖まるし健康的です。

 そこで、先日テレビでやってた芋洗坂係長のイエスタデイをリビングで踊ろうと思い、お手本となるYou Tube の画像を見るべくパソコンをセットしたのですが、あっさり削除されていました。 _| ̄|○
 忘年会の宴会芸を練習したかったのに・・・、見つけた時にすぐダウンロードしておけば良かったデス。

 そういう訳で、リビングが寒いのを何とかしなければなりません。
 ウチの場合基礎断熱なので床下に断熱材が貼られておらず、床はひんやりしています。夏場はそれが快適だったのですが、寒い季節は逆です。それまではエアコンで凌いでいたのですが、足元がちょっとスースーします。家人からも寒いと文句が出ているので、ちょっと早い感じもしますが電気蓄熱式床下暖房を入れることにしました。まだ厳寒期ではないので、床下の設定温度は35℃です。

 とは言っても、入れてすぐ暖かくなる訳ではありません。
 熱容量の大きい基礎コンクリートが暖まるまでには時間が掛かり、スイッチを入れた日の翌朝は暖かく感じたのですが、その日の夜になると熱の蓄積が無くなった感じです。これから徐々に蓄熱されていくのでしょう。

 しかし、今の時期から蓄熱暖房を使い出すと、少なくとも4ヶ月は使い続けることになります。電気料金も上がったし、ちょっと来月からの請求が恐いです。

 電力量計から読み取った床暖の一日の消費電力量は、初日が88kwh、2日目が71kwhでした。今年の1月の厳寒期で日消費電力量が81kwhだったのに比べて、今回の初日88kwhは大きすぎます。機器の公称能力は90kwhなのでその範囲内なのですが、最初に冷え切ったコンクリートを暖めるには、多くのエネルギーを必要とするようです。
 ここでは2日目の消費電力量71kwhが30日間続くと考えます。その場合、

 1ヶ月の暖房に掛かる電気料金は19,532円

となります(単価は9.17円/kwh)。これに冷暖房費が殆ど掛かっていない10月の電気料金6,537円を足すと26,069円、なんと4倍に跳ね上がります。 !Σ( ̄□ ̄;)

 この電気料金は12月請求となりますので、昨年団地に住んでいたときの光熱費(電気+ガス)である22,200円を軽く超えます。
 団地に住んでいた2007年と、新しい家での2008年の光熱費の推移は次のとおりです(11月は請求額未定)。
光熱費比較.gif
 これまで順調に2007年の半額以下だったものが、12月から少なくても4ヶ月間は2007年以上の金額になりそうです。
 やっぱりヒートポンプ+深夜電力の組み合わせが最強です。ヒートポンプによって一日に必要な熱を蓄熱できる、大容量機器の開発が待たれます。

 尤も、この暖房機器を入れているおかげで電気料金が毎月5,000円近く割引になっているので、年間のランニングコストはさほどでもないと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました.クリックを頂けましたら更新の励みになります
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建住宅へ

前のページへ | 次のページへ
nice!(11)  コメント(14)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 11

コメント 14

肉球

床暖房を使うと2万円超えるんだ~。
でもトータルではさほどでもないってコトは、
さすが深夜電力ですね!

by 肉球 (2008-11-13 21:46) 

michie

床暖房も結構電気が掛かるのですね(><)
今年は、空気が汚れるのでガスストーブを使うのを止めようかと
思っていましたが、光熱費を考えると…。
by michie (2008-11-14 00:06) 

トーゴ

先日、我が家も耐え切れずスイッチオンしました。来年春まで蓄熱生活デス。

我が家では、夏涼しかった二階の防寒対策が急務となっております。

やはり踊るしか・・・私はDDRで踊ります(笑)。
                               元ゲーセンダンサー
by トーゴ (2008-11-15 19:14) 

kappa

肉球さん、

ウチはリビング階段と吹き抜けがあるため、暖気が上に逃げてしまい、エアコン暖房は効率が悪いのです。 (><)
暖房費を抑える方法は、1.局所暖房で我慢する、2.安い電力(深夜電力)を利用する、3.効率の良い機器を利用する、の3通りで、エアコンは3.、蓄熱式床暖は2.にあたり、全館暖房をするなら電気代は同程度だと思います。エコキュート式床暖房は2.と3.を兼ね備えているので、最も電気代が掛からない暖房方式なのですが、容量が小さいので家全体を暖める熱源にはならないのが現状です。
結露やヒートショック防止のため家全体を暖めようとすると、暖房方式によらず、光熱費はそれなりに掛かってしまいますが、蓄熱暖房機を入れると年間の電気料金が6万円程割り引かれますので、暖房費が一月2万円×4ヶ月掛かったとしても、実質一月5,000円×4ヶ月程度になります。ただ、請求が冬場に偏ってしまうので、ちょっとびっくりしてしまいます。

nice!ありがとうございました。
by kappa (2008-11-16 16:39) 

kappa

michieさん、

ウチの場合、深夜電力を使うタイプなのですが大型なのでつけたり消したりという操作ができないのですが、昼間の電力を使用する床暖だと、そこに人が居るときだけスイッチを入れるという、コタツみたいな使い方になると思います。
でも床暖は、体が冷え切って帰って来たときには物足りないです。ガスストーブの、暖気をぶぉ~って吹き出して体を温めてくれる、あの頼もしさも捨てがたいです。

nice!ありがとうございました。

by kappa (2008-11-16 16:42) 

kappa

トーゴさん、

確かにエナーテックの輻射熱は二階までは殆ど伝わらないようですから、何か対策が必要となりますね。
まあ寒ければエアコンを動かせば良いのですが、出来ればリビングの暖房だけで二階の部屋もそこそこ快適になって欲しいです。

踊って暖めようにも、二階には室内に踊るスペースなし。バルコニーで踊るのはさすがに近所の目が・・・
by kappa (2008-11-16 16:49) 

ぺんたごん

私も見ましたよ、イエスタディ!あれは傑作でした~!
係長はぜい肉を感じさせない踊りがすばらしいですね。

蓄熱さん、軌道に乗るまでが大変ですね。
私も蓄熱暖房入れたかったのですが、HMが扱ってなかったし
一応ヒートポンプの床暖房がありますが、
2畳くらいのケチケチ範囲なので、寄生虫のように
家族がそこだけ集まっています(笑)
by ぺんたごん (2008-11-16 23:21) 

mugitea

お久しぶりです。
また、寒い季節がやってきましたね。
夏場もさることながら、冬も電気代が気になる季節です。
昨年は時間を気にして使っていましたが、
今年はある程度は寛容に過ごしたいと思っています。

うちは単純な床暖房です。
蓄熱式はあったかそうで、うらやましいです。
時間帯によって、灯油のファンヒーターも併用しているので、
トータルで見たら、結構な光熱費になります。
by mugitea (2008-11-17 12:27) 

kappa

ぺんたごんさん、

イエスタデイは家を建てた者として、押さえておきたい一発芸ですが、替え歌の歌詞が定かでないので・・・・
床暖房のある所に集まるって分かります。ウチも団地に住んでいた時には、2畳のホットカーペットに皆集まっていました。
nice!ありがとうございました。

by kappa (2008-11-20 01:21) 

kappa

mugiteaさん、お久しぶりです。

蓄熱式の床暖房は温度が低いので、寒くないといった感じで、普通の床暖の方が暖かく感じると思います。
確かに電気代は掛かりますが、冬の間だけですし、せっかく入れた機器を使わないのは本末転倒という気がします。
ウチも電気代より快適さを優先しようと思います。
nice!ありがとうございました。
by kappa (2008-11-20 01:26) 

まゆりん

はじめまして、こんにちは
まゆりんと申します。
新築にあたり、床暖房で検索していてこちらのブログを知りました。床暖房にかかるランニングコストが主のようですので、スレ違いかもと思いますが、どうぞお許し下さい。
高断熱ということで基礎断熱にされてる方が多いのではないかと思われますが、シロアリ対策はどのようにされたのでしょうか?我が家も床暖房を採用したいところなのですが、床暖房とシロアリの関係をいろいろ調べてはみるのですがよく分かりません。

by まゆりん (2008-12-01 17:33) 

kappa

まゆりんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

床暖房にはいろいろありますが、電気や温水で床面を暖めるタイプの床暖房であれば、床下で断熱しないと熱が逃げてしまいますので、基礎断熱にはしないはずです。ですので、床下暖房+基礎断熱という組み合わせを想定してお答えさせて頂きます。

まゆりんさんが懸念されております通り、基礎断熱+床下暖房は、対シロアリという観点からは、あまりお薦めできる組み合わせではありません。理由は、1.基礎断熱は基礎の部分に発泡スチロールのような断熱材を貼りますのでここがシロアリの通り道になる、2.床下を暖めた場合熱に敏感なヤマトシロアリが周りから集まってくる可能性がある、からです。
ウチもこの組み合わせを採用するにあたっては、無難な蓄熱暖房+床下断熱の組み合わせとするかどうか、かなり悩みました。蓄熱暖房機はその性質上、放射熱が届かない箇所(器具を入れている部屋からドア等で遮断されている部分:具体的には玄関・トイレ・浴室等)の温度は、どうしても低くなってしまいます。これに対して床下暖房は1Fを全て均等に暖めることができ、暖房の質を考えるならば床下暖房を入れたいと考えました。
そのため、以下のようなシロアリ対策を施した上で、採用することにしました。

考え方としては、
a.シロアリを床下に浸入させない
b.浸入されても対処できる構造にする
の2点に集約されます。具体的には、

・基礎はべた基礎にする
・逆べた基礎など床下空間のない構造は避ける
 (定期点検を可能とするため)
・基礎の断熱は内断熱とする
 (断熱材が外部に露出するとそこから浸入されるため)
・モルタル刷毛引きは行わない
 (基礎の底盤と立ち上げ部分の打ち継ぎ目を常に目視するため)
・基礎の水抜き穴は底盤を貫通させず、側面に設ける
 (水抜き穴閉塞が不完全だった場合でも、侵入経路にさせないため)
・配管類は底盤を貫通させず、基礎側面地上部から引き込む
 (配管とスリーブの隙間から侵入させないため)
・玄関ポーチのコンクリートはべた基礎の底盤と一体で打設する
 (玄関のコンクリートの打ち継ぎ目から侵入されないため)
・掃き出し窓から庭に降りる小段のコンクリート基礎も底盤と一緒に打設する
 (打ち継ぎ目から侵入されないため)

これにより、シロアリが地中から床下に侵入するためには、底盤の17cm厚のコンクリートを貫通しない限り、外周の露出部に蟻道を作らなければならなくなりますので、定期的に家の周りを目視することで確認できます。本当は上記の対策に加え、防蟻性の断熱材(スタイロフォームATなど)を使いたかったのですが、価格が高くて断念しました。

余談ですが、私どもの家を建築してくれたBeハウスさんによると、上記したように配管を地上部から引き込む方が増えているとのことです。

以上の内容は、床下暖房の有無によらず、基礎断熱全般に対して注意するべきことかと思います。また、以下の過去記事もご参照頂けたらと思います。

http://kappasan.blog.so-net.ne.jp/2007-06-29
http://kappasan.blog.so-net.ne.jp/2007-07-13
http://kappasan.blog.so-net.ne.jp/2007-08-31
http://kappasan.blog.so-net.ne.jp/2007-09-01
http://kappasan.blog.so-net.ne.jp/2007-09-26

by kappa (2008-12-02 20:03) 

ぷよぱぱ

いつも拝見しています。かっぱさんも踊るんですかぁ~。見てみたいです。あのしゃべりをしながら踊るのは非常に難しいような気がします。電気代は掛かりますが足下から暖かいこの暖房は快適ですよねぇ~。我が家に訪れたお友達の誰もが驚いてます。
by ぷよぱぱ (2008-12-24 00:06) 

kappa

ぷよぱぱさん、

 ご指摘のとおり、踊りのステップを真似るだけでも大変なので、しゃべりながら踊るのは大変難しく、余り動きのないジンギスカンとかイエスタディ等でないと無理です。ただ、これらも元の曲をかなり端折っていますので、カラオケに合わない所が悩みです。
 蓄熱暖房、ウチの場合も1Fは快適です。しかし2Fは寒く、朝方タイマーでエアコンをつけたりしています。
by kappa (2008-12-25 18:40) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。