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キメラテック・ハウス [着工まで]

 コテコテ系のサイディングが好みのかっぱに対して、カミさんと、担当設計士はどちらかと言うとスッキリ系がお好きのご様子。とは言っても、家では外壁担当はかっぱいうことになっています。

 誰もが唱える魔法のお経、「シンプルモダン」なんてのは、屋根に三州瓦を乗っけた時点で遙か彼方に消え去っており(生活様式もモダン系じゃないもので(^ ^;)ゞ)、重厚路線を突き進む機関車かっぱ号の爆進を止めるものはありません。
 比較的安価ながらもコテコテ度十分なもの2種類選び、こっちは一階、こっちは二階と勝手にイメージを膨らませて悦に入っていました。

 しかし簡単にはいきません。

 かっぱ亭には玄関横の外壁にR(正確には多角形)が付けられている部分があります。 これは担当設計士が、エントランスに拡がりを持たせることと、家のアクセントにと提案してくれ、かっぱ達も気に入って採用したところです。

 ここの部分はガルバでないと曲面を作れません。
 また、玄関ポーチには屋根がかかっており、それを支える支柱が3本立っています。ここはアクセントとして無地のサイディングに濃い色を塗装する予定でした。

 ここで既に2種類の素材が使われており、さらにコテコテサイディングが2種類投入されると、「うるさい」のを通り越して、もう何が何やら・・・
 かっぱ亭では防犯対策としてバルコニーを腰壁とせず、侵入者が隠れることができないような金属製の手すりと手すりこを設けることにしています。これに合わす意味もあって担当設計士は、「3種以上の色を使うときは素材を変えます。バルコニー周辺にはR部分と合わせて無地のガルバを使ったらどうでしょうか」との提案。

 ガルバ?

 むむ、線路に石ころが・・・。
 耐久性等を考えれば、コスト・パフォーマンスは非常に優れているとは思いますが、使い方が難しい素材です。個人的にはタイルの様に質感を楽しむものではなく、デザインを表現するための手法として用いるものだと思っています。ガルバリウムの家は「デザイン勝負」なのです。

 あくまで好みの問題なのですが、外壁にガルバはなるべく使わないでくださいと、一旦お断りしました。その後、カミさんと一緒に事務所の外に出て作戦会議。
 カミさん曰く、

 やっぱり4種類使いは変だと思うよ。設計士さんも色々なことを考えて提案してくれているのだし。

 ・・・ ハイ、すみません・・・

 鶴の一声ならぬ嫁の一声。車掌室から非常ブレーキ発動です。
 せめてもの抵抗で、全体に貼るサイディングはなるべく凹凸のあるものにしましたが、「2色以上のサイディングは塗り直しできませんからねぇ」ってな話もあって(こういう技術的な助言に弱いかっぱ)、かなりあっさりした感じになりました。

 こうして暴走かっぱ号は脱線転覆。当初の目論見とは全く異なる、凸凹したサイディングと無地ガルバが貼り分けられるという、キメラテックな外観になったのです。

 まあ外壁のR部分も含め、H.M.の企画住宅とは異なったデザインではありますので、子供が自分の家を間違える事はない、とは言えましょう。色遣いも瓦、玄関扉、2種のサイディングが茶系で統一され、結果的に落ち着いた感じになりました。

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コテコテ [着工まで]

 壁紙選びに見本帳をもらってから3週間を費やしてしまったかっぱ達。
 いや、もちろんその間に他の打ち合わせを進めていたのですが、あっちにふらふら、こっちにふらふら。

 次なる敵は外壁です。
 機能的な考え方は別に記すとして、材料はサイディングとしました。
実はかっぱ、コテコテの窯業系サイディングが好きなのです。良く、本物に似せているが所詮偽物だとか、町中がサイディングに溢れているのは何とかならないか、とか言われておりますが、そんなに嫌うことないのに・・・と。

 そういえば、以前マツダのアスティナというクルマに乗っていたことがあり、これが「こんなクルマを買ってはいけない」ってな本で酷評されていたのを思い出します。外観は低く構えたスペシャリティーボディー、でもエンジンは普通のファミリアに毛が生えた程度と・・・。かっぱとしては別に峠を攻める訳でもなく、燃費や乗り心地が良くてスポーティーな外観、かつ安いという、オオカミの皮をかぶったヒツジ的なクルマが欲しかったのですが、その本を書いた評論家には許せないものがあったのでしょう。
 因みにクルマの外観に拘るのは、子供の頃に読んでいた漫画の影響を多分に受けているからだと自己分析。でもこのクルマ、リトラクタブルライト(点灯するときだけ、ぱかっとライトがでるやつ)で、極端にフロントが下がっていたので、運転席から左前方の角が見えず、新車納入から1ヶ月しないうちに電柱に闘いを挑んで、

 がりがりがり ( ̄□ ̄;) ぁぁぁぁぁ

ってへこましたっけ。板金で治しはしたけど10年選手になったころにはその部分、錆びてぼろぼろでした。

 ・・・  何の話でしたっけ?

 そうそう、サイディング。

 かっぱ的には色々な表情をお手軽に出せるサイディングも「あり」です。レンガ風とか、石貼り風とかの、重厚な佇まいを見ると、いつかはうちも、と思いを新たにしたものです。 予算の都合で部分的にもタイルなんか貼れませんし、ここはサイディングに頑張ってもらうしかありません。フェイク万歳、目指せ、「なんちゃってハウス」!

 ああそれなのに・・・

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カタログの森に遊ぶ [着工まで]

 契約までに12回もプランを出してもらい、あ~でもない、こ~でもないと散々検討したかっぱ達。契約直前には断熱仕様について一悶着あり、シロアリ対策の検討にも多大な労力を費やしていたので、契約した時には正直ほっとしました。

 後は、家ができあがるのを楽しみに待つだけさぁ  ヽ(´ー`)ノ

と、のんびり構えていました。
 ・・・いや、本心からそう思っていた訳ではなかったのですが、これから始まるであろう怒濤の打合せのことは、敢えて考えないことにして、二人して図面を見ながらにやにやしていました(現実逃避夫婦)

 しかしそんな平穏な日々はいつまでも続く訳がありません。

 契約直後の打合せでは初っ端から、「どれから行きましょうかね~」と言いつつ、どさっと住設や内装のカタログの山を渡されました。
 Beハウスには標準仕様というものがありませんので、自分たちでカタログの中から製品を選ばなければなりません。取り敢えずトイレとか洗面とか、比較的選択肢が少ないものから決めていきますが、壁紙は選択肢が多すぎて、担当者のアドバイスを聞きながらでも仲々決まりません。結局、「宿題」としてカタログを家に持ち帰ることになります。

 予算の関係で普及品から選ぶにしろ、選べるからには最も好みのものを選びたいので、家に帰って各社の壁紙の見本帳を一ページずつ見ていきますが、メリハリがありません。

「壁紙って何でこんなに白いんだろ。部屋が真っ白しろっていうのはやだから、ちょっとくすんだ感じの色を選ぼうか。でも何でうちは白を嫌うんだろ。やっぱり若いうちは純真無垢に憧れるけど、段々齢をとってくると世の中の色々な事が見えてきて・・・」

面白くないと雑念が湧いてくるので子供にパス。

子供:「もっといろんな柄がついたのないの?」

かっぱ:「ない!」 (この値段では)

役に立たないかっぱ達。結局妻が程良い色合いのものを選びましたが、次の打合せでは、「壁に貼っちゃえばぜ~んぶ真っ白ですよぉ」と一蹴(もとい助言)され、また選び直し。

 小屋裏の柄だけはかっぱが速攻で決めましたが、思い入れが少なかったのかどんな柄にしたのかもう覚えていません。確か無地ではなく柄付きを選んだとは思うのですが・・・ ┐(-。-;)┌

 壁紙選び、疲れました。でも、仕様決めの打合せはまだまだ続くのでした。

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