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建築請負契約っていい加減? [ハウスメーカー選び]

 漸くH.M.を決めることができたので、F建設にはお断りの連絡を入れました。
 その後、Beハウスと契約に向けた打合せ。事前に建築請負契約書の写しをもらっていたので、目を通しておきました。請負契約書自体については標準的なもので、特に問題はありません。気になるのは契約書以外の書類です。
 Beハウスの家は基本的にフルオーダーなので、逆に言えば標準仕様がありません。これまでの打合せで、2×4、べた基礎、外壁通気、棟換気、内断熱で見積もってもらっていることは分かりましたが、これをどのように書面で表示するのか興味がありましたし、契約の前に家の仕様書を熟読しておきたいと思っていました。
 K女史に契約時に添付される書類について尋ねると、
 通常は間取り図と見積書となっております。

 添付書類は間取り図と見積書だけ  Σ( ̄△ ̄;) ?

 しかし契約書には「仕様書」に示す建築物を建築すると明記されています。それなのになぜその仕様書がないのでしょう?
 例えば一般的な土木工事の場合は、「どの様なモノ」を作るのかを示す仕様書は必ず存在し、請負者は仕様書が示す通りのモノを作らなければなりません。その際、どの程度の誤差が許されるかといいう施工管理基準も示されます。仕様書がないということは、どんな家を作らなければいけないか、請負者に義務が課されないということです。極端な話、見積書に記載されている材料を全て使い、図面に示されている通りの間取りにすれば、契約上はどんな家が作られても施主は文句を言えないということになります。
 例えば、断熱材は全ての外気に面した壁に決められた厚さで隙間無く入れなければならないとか、小屋裏空間に棟換気を設けるとか、外壁材と構造用合板の間に通気層を設けるとか、請負者が実施しなければならない項目は非常に多くあります。仕様書にこれらのことが規定されていなければ、もし手抜き工事が発覚しても建築基準法に違反するような重大なものでなければ、契約上は是正を求めることができないのです。
 それでもこれまで問題になってこなかったのは、契約書に書かれていなくても請負者がちゃんと施工してきたからで、「任せておけ、しっかりやるから」というスタンスなのでしょう。しかしこれでは施主は「請負者の頑張り」に期待するしか無く、不利な立場になってしまうのです。やはり施主と請負者は対等な立場でありたい。そのためには「こんな家を作ります」という仕様書は是非必要です。
 この辺りのことを説明し、K女史には仕様書がなければ契約できない旨を伝えました。K女史にしても、この様なことを言ってくる顧客は初めてだったかも知れません。すぐに回答は得られず、後日連絡ということになりました。

 H.M.の企画住宅とか、建築事務所にお願いした場合はどうなのでしょうか。契約時の書類について、詳しく記載されている方が殆どおりませんでしたので・・・
 http://umetaroworld.blog92.fc2.com/blog-entry-171.html
 上の方は施工管理について述べられています。

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H.M.決定! [ハウスメーカー選び]

 漸く出てきた納得の行くプラン。
 翌週気になる見積もりが出てきました。
K女史(この場面では支店長)、

 前回から建材の単価が上がっていたりして、見積書の総額は若干アップしていますが、一度前の単価で見積りをお出ししていますので、

 前回の見積り金額で結構です。

 おお  ( ̄◇ ̄)!

 Beハウスさん、勝負を賭けてきました。
 前回の見積り通りなら、今後贅沢を言わなければ予算内に収まりそう。
 これだけの心意気を見せられたら、こちらもそれに応えたいと思うのですが、その時点ではF建設にプランの修正をお願いしています。その結果を待たずにBeハウスに決めてしまうというのは、F建設に対する仁義を欠きます。

 はやる心 O(≧∇≦)O を抑え、

 それではF建設と比較して、次回に返事致します。

 と、渋く ( ̄ヘ ̄) 伝えました(F建設と競合していることは、既にK女史に伝達済み)。

 その後F建設にプランはまだかと問い合わせ、2週間ほど待ちました。この時点でプランの修正を依頼してから1ヶ月近くが経過していたのですが、

 プランは上がってきませんでした _| ̄|○|||

 その間に営業の方からは時々メールがあったのですが、肝心のプランについては「もう少しお待ち下さい」ばかりでした。前回のプラン作成でも4週間待ちました。かっぱ達が結論を出そうとしている事は分かっている筈なのですが、ベテランのM氏をもってしても設計部を動かすことはできなかった様です。

 かっぱは考えました。

 F建設としては、総予算が一千万円台であるかっぱ達は明らかに最低ラインの顧客でしょう。今回設計を担当してくれている方は設計課長であり、多くの案件を抱え多忙だと推定されます。かっぱ達は契約前に間取りを詰めてしまうつもりですが、以上のことを考えると他の顧客と比較して設計の優先順位が低く、今後も迅速な対応は期待できない可能性があります。
 反対にBeハウスは他社と競合しているかっぱ達に12ものプランを設計し、対応も迅速で本気で契約を取りにきています。施工例を見ると一千万円台の予算も珍しいことではなく、予算額によって軽い扱いを受けることはなさそうです。プランの提案力もK女史には「頭二つ位」でBeハウスが優勢と伝えたことがありましたが、実際には他の追随を許さず、群を抜いていました。

 ということで、H.M.の検討を始めてから8ヶ月。

 Beハウスに決めました。

 でも、これにて一件落着かと思ったら大間違い、まだまだ波乱があったのです。

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遂にキタ [ハウスメーカー選び]

 昨日のトホホの主役となったテレビスペース。

 改めて見ると、テレビを収めるだけなのに天井までポケットになっており、上の方のスペースが勿体ない感じがしますねえ  ( ̄~ ̄;)

 閑話休題。

 F建設がもたもたしている間に、Beハウスは続けざまに修正プランを出してきます。既に契約している方々との打合せや図面作成、支店長としての仕事をこなしながらですから、K女史の提案力には驚かされます(大抵打合せの前夜に作業されていた様ですが)。

 前回提案のスキップフロア案の修正も見せて頂きました。内容はこちらの理想に近いものでしたが、予算的にオーバーするのが明らかなので、ちょっと行き詰まりました。するとK女史、
 もう一つストリップ階段のプランも考えてみました 

 表紙にはかっぱ亭新築工事No.12と印刷されています。

 これで12回目のプラン提案 !Σ( ̄□ ̄;) (・・・ほんとにスミマセン)

 前回のプランからの変更点は、

1.リビングの北側にストリップ階段
2.リビングにピアノスペースと物入れとなるポケット追加
3.ストリップ階段部分に小さな吹き抜け
4.洋裁室を北東に移動
5.DENだった部分をバルコニーに変更
6.WICを奥行き半間、間口二間の物入れに変更
7.二階に4畳の納戸
8.小屋裏に上がる固定階段

などでした。
 2.についてはこんな感じ。

 ピアノとリビング収納のスペースを確保し、モノを置いたときの壁面ラインがフラットになる造り。家の外形を変形させることによってこれを実現する発想に驚きました。
 採光の問題は、二階バルコニーからの光を吹き抜け+ストリップ階段に柔らかく落とすことで対処。
 妻と二人で、

 キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !

という感じ。漸く納得できるプランが出ました。何点か細かい修正点を指摘し、(恐らく最後の)見積もり依頼。

 一週間後に出てきた見積もりは・・・

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